ジェイスは帽子を脱ぐべきではなかった
2011年12月12日 随筆 コメント (3)カードには美しさがある。美しいカードというものはない。
あのどこまでも突き抜ける空の青や、煌々と燃え上がる夕日の赤や、或いは散る為にこそ咲き乱れる花の色と対面したとき、我々が息を呑み、沈黙の内にひれ伏し、ただただ美しいと感嘆することしか叶わないのは、それら空や夕日や花といったものが、我々とまったく無関係にただそこにあるからに他ならない。
それとは真逆に、カードの美しさとは極めて相対的な価値基準によって決定付けられる。それは単に造形の美しさに留まらず、ある環境、ある場面、ある瞬間にこそ最も輝くというような、構造的様式的美しさの事をいう。
あれだけ顔出しを避けていたジェイス・ベレレンがフードを取ったことで、僕は正直落胆したのである。
もうがっかりですよ。だってそれはないでしょ。それじゃ遊戯○王とか、ヴァン○ガードじゃん。僕は"明かされることなく秘密を保つ神秘性"に魅力を感じていたし、単に写実するのではなく観念を具現化したみたいなね、そういう部分を評価していたわけですよ、ウィザーズさん。それになんだよあの髪型。ドラゴンボールかよ。魂胆が透けて見えるよ。凄く好意的に解釈して、「これは現代の匿名的ネット社会に対する風刺である」とか考えもしたけれど私は元気です。例えば弱者の師みたいにね、ハイパーリアルでありながらキャラクタイズされておらず、絶妙な風景画として機能しているみたいな方向にゆくのならまだ良い。だがあのジェイスは駄目だ。
ベレレンという響きがちょっと三味線っぽいなと思いつつフェードアウト。
あのどこまでも突き抜ける空の青や、煌々と燃え上がる夕日の赤や、或いは散る為にこそ咲き乱れる花の色と対面したとき、我々が息を呑み、沈黙の内にひれ伏し、ただただ美しいと感嘆することしか叶わないのは、それら空や夕日や花といったものが、我々とまったく無関係にただそこにあるからに他ならない。
それとは真逆に、カードの美しさとは極めて相対的な価値基準によって決定付けられる。それは単に造形の美しさに留まらず、ある環境、ある場面、ある瞬間にこそ最も輝くというような、構造的様式的美しさの事をいう。
あれだけ顔出しを避けていたジェイス・ベレレンがフードを取ったことで、僕は正直落胆したのである。
もうがっかりですよ。だってそれはないでしょ。それじゃ遊戯○王とか、ヴァン○ガードじゃん。僕は"明かされることなく秘密を保つ神秘性"に魅力を感じていたし、単に写実するのではなく観念を具現化したみたいなね、そういう部分を評価していたわけですよ、ウィザーズさん。それになんだよあの髪型。ドラゴンボールかよ。魂胆が透けて見えるよ。凄く好意的に解釈して、「これは現代の匿名的ネット社会に対する風刺である」とか考えもしたけれど私は元気です。例えば弱者の師みたいにね、ハイパーリアルでありながらキャラクタイズされておらず、絶妙な風景画として機能しているみたいな方向にゆくのならまだ良い。だがあのジェイスは駄目だ。
ベレレンという響きがちょっと三味線っぽいなと思いつつフェードアウト。
コメント
イケメンであることを。。。。。
というかいただけないです。
mtgの魅力はあのリアルな感じのイラストですよねー
そこんとこ頼みますよウィザーズさん